NO.66春夏野菜の準備~苗作り・定植~
(ゼロから始める家庭菜園実習-伊勢原教室-
2004年3月22日、4月11日 伊勢原市・高梨農園)
豊作だった秋冬野菜もそろそろ終わり。トウ立ちしてしまった菜っ葉類などを片付け、春夏野菜の準備に取り掛かる。
3月22日:
まず畑の片隅に、苗床を作る。灰、堆肥を入れて、うなう。蒔いたもの=キュウリ、モロヘイヤ、オクラ、カボチャ、ユウガオ、インゲン、ナス、ネギ、ピーマン買ってきた苗ではなく、タネを蒔いて苗から作るのは難しい技だが、それだけに、楽しみ。
4月11日:
まず実習の前に、牛ふん堆肥と苗の買出しに出かけた。伊勢原のこの辺では、何軒かの酪農農家が牛ふんを堆肥にして売っているそうで、今日は小俣さんの行きつけの堆肥場へ。先客の男性は、堆肥(ちなみに、全然におわない)の山からスコップで袋詰めしている。自分でつめると少し安い、とのこと。こちらは高梨さんの軽トラで運ぶので、農場主のおじさん自らショベルカーで、荷台にザザーッと入れてくれる。ショベル2杯分で、2千円。これは安い。
次に向かったフラワーセンターでナス、トマト、ミニトマト、トウガラシ、ショウガなどの苗を選ぶ。
高梨農園の圃場に帰ってからは、畝作り、堆肥入れ、定植、支柱立てと、盛りだくさんの作業で大忙し。1時頃までがんばって、なんとかか苗を植付け終わる。
お昼の後、裏の竹林でタケノコ採りをさせてもらう。暗い林の中、地面からほんのちょっとだけ顔をのぞかせている穂先を、目を凝らして探す楽しさ!自分で見つけて掘り上げたタケノコを、大事そうに抱えて、いつもより大分遅いおひらきとなった。
竹でタネの蒔き溝を作る。
まだ寒いので、苗床にトンネルがけ
竹で組んだ支柱は、風景になじむ