講座レポート

NO.37稲ワラ干しと稲刈り

(2002年10/5 神奈川県藤沢市 相原農場)
  この秋から「田舎の学校」農業実習の新しい圃場としてご協力いただくことになった、藤沢市の相原農場。無農薬・無化学肥料栽培の野菜作り、アイガモ農法による米作りに、一家で取り組んでいらっしゃる。米作り農家は、田舎の学校でもはじめて。秋晴れに恵まれた第1回目は早速、稲刈りでスタートした。
  その前に、稲ワラを束ねて干す作業を実習する。ワラは、有機農業にとって不可欠なもの。野菜畑に敷いてマルチングすれば、雑草を防いだり、泥はね・ダニを防いだり、保湿・地温調整にも効果がある。さらに、収穫が終わったら土にうがちこみ、良質な堆肥となるなど、全く無駄がない。
  コンバインで稲刈りが終わったあとの田んぼに、一束ずつ麻紐に縛られた稲ワラが転がっている。これらを4~6束ずつまとめ、頭の穂の部分をワラ数本で縛りつけ、風が通るように三角錐に立てていく。”ボッチ”というらしい。なかなかの重労働だが、「初めてでこれだけまとめた人たちはいないよ」というお父さんの伸光さんの言葉にすっかり気をよくする(明日になって、倒れてなければいいが)。
  続いて、鎌で稲を刈る練習。「まあ、楽しいのは初めの10分かな」と、お父さん。お母さんの佐江子さんと一緒に見本を見せてくれるが、とてもお二人のようにリズミカルにはいかない。おまけに腰にはくるし…。”10分”はその通りかもしれない。でも、自分で刈った稲は、お米一粒一粒がなんだかいとおしい。
  いい汗をたっぷりかいて、母屋に戻る。次回は新米が試食できるかも、とのお話に心をはずませ、初回はおひらきとなった。

”ボッチ”を前に相原伸光さん


初心者にしてはなかなか、の受講生たち