講座レポート

NO.31ラベンダー摘みとホタル鑑賞

(2002年6/29-30 群馬県新治村)
ラベンダーをどっさり摘んで、リース作り三昧。夜は田んぼにゆらめくホタルの光と遊ぶ

  ラベンダーとカモミール、エゴノキの実で作ったリース   今年も群馬県新治村のラベンダー畑にやってきた。この畑には色が美しくリースなどに向いているもの、香りが高いもの、オイルがよく取れるものなど4種類のラベンダーが植わっている。
  竹細工班は竹屋さんの作業場へ、ラベンダー班は畑で早速、作業に入る。バンドル(スティック)はラベンダーを編みこんでいくので、香りの高いラバンディン系が向いている。リースには、周辺の林や道端に豊富にある枝や蔓を取ってきて、土台に利用。三鷹のハーブ講座でおなじみの高須しのぶ先生の指導のもと、ラベンダーや野草を思い思いにあしらっていく。お昼ごはんもラベンダー畑の中で。みんな、時間を忘れて夢中で作り続け、摘み続ける。美味しい空気と美しい景観、そして香りに包まれてとても幸せな気分。
  夕方からは、竹細工班と合流して、町営温泉「遊人館」で汗を流し、手打ちうどんと郷土料理の夕食。8時をまわった頃、お待ちかねホタル鑑賞に出かける。宿舎の「こ雲台」を出てすぐの田んぼと用水路にたくさんの光を見る。フワーと飛んできて、手元に不思議な感覚。ホタルを見るのは初めての人ばかり、歓声と静寂とが辺りを包む。自分たちの作品をたくさん抱え、充実した講座でした。

  ラベンダのーリースと、野草のブーケ。中央はバンドル。昔イギリスでは防虫剤にした