講座レポート

NO.10八ケ岳できのこ採り

(2001年10月3日~4日  実習地 八ヶ岳原村)
おいしいキノコをどっさり収穫!
  快晴の八ケ岳高原、木下みわさんの案内でキノコ狩りに出かけた。女神湖方面へ車を走らせながら、地形と植生を観察し、ここぞと思ったところに車を止める。
苔と下草の笹が適度に茂り、陽光が樹木の間から差し込む、そんな場所にキノコは生える
しばらくすると、ハナイグチ、クリタケなどを見つける。見つけるたびに、毒なのか、食べられるのか、みわさんに聞きながら、斜面をのぼる。笹の合間から、赤く輝くものを見つけた。それは、タマゴタケという珍しいキノコだった。もちろん、食べられる。木の香りと腐葉土の匂いに包まれ、キノコの匂いも嗅ぎ、五感をフル出動させて時間のたつのも忘れる。
その夜はいいずみペンションに泊まり、翌朝も再びキノコ採り。みんなの目も次第に慣れ、ずいぶん正確に採れるようになった。他にも、チャナメツグタケ、キシメジ、コガネヌメリガサ、ホテイシメジ、ササタケなど。今年は評判どおり、大豊作だった。