『都市と環境の講座―江戸東京編―』 の講座案内

2011江戸東京講座・日本近代の住宅~明治から昭和、和館から洋館へ

 07年から始まった「江戸東京講座」では、町歩きを中心に都市に残る江戸を巡ってきましたが、今回は明治以降の近代の歴史的建造物を訪ねます。
明治以降の東京は、近代化で多くの西洋建築が江戸とは異なった都市空間を形成してきました。初回は江戸から近代の建物が多く保存されている「江戸東京たてもの園」を訪ねます。次に「旧岩崎邸」と「都庭園美術館」を見学。どちらも一度は見ておきたい近代を代表する建築です。
講師の米山勇先生は、日本近現代建築史、江戸東京の建築・都市史を専門にご活躍です。

講師:米山勇(建築史家・江戸東京博物館研究員)
受講料:10、000円
入会金:5,000円  *詳しくは、こちらへ。→「講座」申込み・ご入会
入園料:①②400円、③1、000円(65歳以上は割引あり)
定員:15名

日程と内容:各日10:00~12:00 全3回 

① 2011年7/3(日) 江戸東京たてもの園 
江戸東京たてもの園は、1993年、都立小金井公園の中に開園した野外博物館です。園内には江戸時代から昭和初期までの、文化的価値の高い歴史的建造物が移築され、27棟が展示されています。その中で江戸から近代の主な建物を巡り、江戸から近代の流れを見ます。
7月10日まで特別展「武家屋敷の表と奥」も開催されていますので、こちらもぜひご覧下さい。
② 9/17(土) 旧岩崎邸庭園洋館(旧岩崎久彌邸=写真左) 
旧岩崎邸は1896年に三菱3代当主・岩崎久彌邸として、ジョサイア・コンドルの設計で建てられました。現存するのはジャコビアン様式の華やかな洋館、山小屋風の撞球室、格調高い和館の3棟。明治期の上流階級邸宅を代表する建物です。梁や柱に施された華麗な装飾のある洋館の階段ホールや、洋館から和館に通じる舟底天井など、見どころがたくさんあります。

③ 9/24(土) 東京都庭園美術館(旧朝香宮邸=同右)
旧朝香宮邸は1932年に建てられ、「アール・デコの館」として有名です。外観は装飾を排していますが、内部はアール・デコ(ガラスや金属を素材とする工芸。渦巻き・波紋・放射状の広がりなどの手法がある装飾様式)の表現が随所に見られ、大変美しい。居間・廊下・階段・天井・扉など、日仏の工芸建築作家の仕事が見事で、世界的にみても価値ある建物となっています。また、美しい庭園も見どころです。「皇帝の愛したガラス」展が開催されていますので、建物と共に見学できます。

*終了しました