町田里山作業日記

第96回:2011年1月16日(日)

・落ち葉集め
・ワラ鶏糞堆肥

   また新しい年が明けた。今日は冬季恒例「堆肥用落ち葉集め」の日。例年、この日はオープン参加にして、お米班メンバーや「田舎の学校」会員たち、大勢の助っ人が来るのだが、なぜか今年はスタメン2人に助っ人1名のみ。それでも、ベテラン勢が工夫を凝らし、省エネで効率よく集めることができた。山の上の畑は落ち葉=宝の山だが、つる性の雑草がからまって竹ぼうきで集めにくいし、今日の人数では無理。そこで、山へ上る道々にざくざくたまっている落ち葉をブルーシートに積み、数人で引きずりおろすことにしたところ、これが結構、はかどった。中腹から下の道のはシートで、山道の上の方のは(下ろすのが大変なので)、軽トラの荷台とごみ袋に詰め込む。
   前から欲しかった囲いのついた堆肥場、前日に三浦さんが作っておいてくれた。今までのものは古くなって、壊れかけていたのだ。新しい堆肥場はトタンや鉄板の廃材で三方を囲んだ頑丈なもので、これなら積みこみやすい。早速、秋に粉砕機で刻んでおいた稲わらと鶏ふんを混ぜ、水をまいて踏み込んだ。次回は、牛フンが届くので、今日の落ち葉と合わせて堆肥を作る予定。
   毎年この時期、エサ不足の鳥に狙われる畑の作物、今年はまだ害が出ていない。ブロッコリー、ハクサイ、ようやく採り頃に。キャベツは葉数が足りず、巻きが弱い。今年はホウレンソウが珍しくよくできた。寒冷紗と穴あきマルチの二重トンネルで養生した効果かもしれない。サヤエンドウ、ソラマメはまずまず。この次、笹を立てて、風除けを作ろう。この日東京は都心でも最高5℃。お母さんの作ってくれた甘酒がほこほこと体に染み渡りました。