第126回:2012年4月8日(日)
・サトイモ用畝作り
・インゲン播種
・タケノコ掘り
・田んぼ、元肥入れと耕運
里山がうっすらと淡い緑に色づき始めた。それでも、このあたりの桜はまだ5~6分咲きといったところ。この時期に桜がこの状態とは、この冬は本当に長く、寒かったのだ。
先日の2回にわたる大嵐では、ビニールトンネルが風をはらんでビュービューとうなり、怖いくらいだった、とOさんのお母さん。石で念入りに重石をしておいたにも関わらず、結局トンネルは引っ剥がされ、全部やり直してくださったとのこと(それすら、再び吹っ飛んだそうだ)。本当に、すさまじい雨風だった。
赤紫蘇もネギの苗床も、そんなわけで痛手を受けてしまったせいか、寒かったせいか、全く芽出しはしていない。タネが飛んだり、流されてなければいいけれど。
つるなしインゲンの畝を作る。黒マルチを張って、3粒ずつタネまきする。タネは半分ほど残し、次回ずらし播きする予定。サトイモ用の畝も作って、マルチを張っておく。こちらも次回、タネ芋を定植する。
上の畑に、先月植え付けたジャガイモの様子を見に行く。まだ、芽出しはなしで、追肥・土寄せを次回に見送る。あたりには、ツクシがたくさん出ていた。梅がまだ咲いていて、ぼおっとかすんだような春景色が美しい。
Oさんと友人のSさんが、田んぼに鶏ふんを元肥にまき、トラクターで耕運している。昨秋の借り入れ後に播いたレンゲは、ごそっと塊で出ているところ、まったく出ていないところとばらつきが大きすぎる。緑肥の効果はあまり期待できないかもしれない。
竹林では、タケノコが出始めていた。足裏であたりをつけて、ちょこんと頭を出したばかりのタケノコを探り当て、スコップとタケノコ鍬で掘り出す。ちょうど食べごろの大きさのタケノコ、10本ほどが採れる。
次回は田んぼ班も仕事始め。レンゲの花は咲いているだろうか?