『都市と環境の講座―江戸東京編―』 の講座案内

2012岡本哲志先生と歩く「宿場と用水の町・日野と港町・真鶴」

日程: 11/11、25 日曜日 全2回 10:00~13:00頃
講師:岡本哲志(都市形成史研究家・工学博士)
受講料:7、000円(会員)  8、000円(非会員)
    1回3,800円(会員) 同4,300円(非会員)
定員:20名

①11/11「甲州街道・日野宿と日野用水」
コース:JR中央線「日野」駅→日野用水上堰→よそう森公園→水車堀公園→日野用水下堰→欣浄寺→甲州街道・日野宿本陣→八坂神社→日野駅

 6月に続き、2回目の日野。前回は西南部の浅川周辺をあるきましたが、今回は北西部・甲州街道「日野宿」と、多摩川から取水された二つの用水(日野用水上堰・下堰)の周辺を巡ります。 
 江戸初期、五街道が整備されると、甲州街道5番目の宿場町・日野宿は農村の拠点として、また江戸への入口として賑わいました。都内で唯一の江戸期に建てられた本陣が残ります。日野はまた、多摩川と浅川にはさまれ、「多摩の米蔵」と称されるほどの穀倉地帯でした。現在も百数十kmに及ぶ用水が縦横に巡っています。田園と都市が混在した風景の中、合流と分岐を繰り返す用水沿いを歩きます。

② 11/25「中世の原風景が残る港町・真鶴」
コース:JR東海道線「真鶴」駅→背戸道→愛宕神社→貴船神社→真鶴港→津島神社→日和山→自泉院→発心寺→コミュニティ真鶴→真鶴駅

 真鶴は現在まで大きな都市改変に巻き込まれていない、全国でも稀な港町。すり鉢状の窪地に町が形成され、地中海の斜面都市を思わせます。駅前をスタートし、「背戸道」と呼ばれる崖沿いの小道を歩きます。背戸道は斜面の稜線に沿って走り、民家と民家の間を縫う細い路地。合間あいまに眼下の真鶴の町と港を見晴らしながら、貴船神社へ。神社の急な石段を降りると、真鶴港に出ます。要所に井戸と祠のある中世の古道を歩き、古い漁村集落の構造を体験。日和山から素晴らしい眺めを堪能した後、まちづくり条例「美の基準」のもとに建てられた公民館を見学します。

日野・素掘り用水

日野・よそう森公園の素掘り用水

真鶴

真鶴の街

真鶴・背戸道

真鶴の背戸道