町田里山作業日記

東京都町田市、多摩丘陵の一角にある会員・0さんご自宅の里山。美しい姿で保全されていますが、田んぼと畑がほとんど手を入れていない状態で、Oさんからもっと活用したいとのお申し出がありました。 2006年夏、まず畑の土作りからスタート。野菜・小麦を植え、2007年には田んぼ2枚をよみがえらせ、ひとめぼれを収穫しました。 2008年は田んぼを3枚に増やし、コシヒカリともち米を収穫。大豆も作りました。2011年からは町田市の親子6家族も米作りに参加して、パワーアップ。里山で汗を流しながら、四季の移ろいや自然の恵みを楽しんでいます。

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臨時実習:9月16日(土)午後

・苦土石灰とリンのすき込み・耕運
・ハクサイとタマネギの苗床作り
 夏野菜と違って、気温がどんどん下っていく秋冬は、定植や播種が遅れると生長が滞る。 一日遅いと収穫が一週間遅れる、とも。そこで、土作りを急ぐべく、有志で少しでも進めよう、ということになった。
 15日に、東京農大の後藤先生から診断結果をいただいた。それによると、今回の畑はPH調整、リン酸不足の改良が必要とのこと。そこで、ホームセンターでリン酸肥料を買い、前回買った苦土石灰と両方まき、耕運機をかける。先週とは直角になる方向で耕運した(写真左)。
 一方、畑の片隅で、苗床作りを試みる。苗作りはセルポットなどに播種し、徐々に鉢上げして丁寧に管理するのが確実だが、家庭菜園なら畑に直接作る方法もある。温度管理や水管理も難しいし、成功率も低い、しかもハクサイなどとうに播種時期は過ぎている(ハクサイは、蒔き時期が遅れると結球しなくなる)。それでも、駄目もとでやってみよう、経験してみよう、と。覆土には、堆肥をふるいで細かくしたものをかけ、水をやって、ベタがけシートをしっかりかけた(写真右)。毎日管理できるわけでもないし、作物にとっては過酷な条件だが、どうか少しでも、自前の苗が育って欲しい。
   

第2回:9月10日(日)

・タネ、土壌改良剤、資材の買出し
・耕運機練習を兼ね、畑を耕す
・栗拾い
 猛残暑の一日。Oさんと、初顔合わせ。今日はまず、車に分乗してみんなで買出しへ。市内のJA育苗センターで秋冬野菜のタネを、ホームセンターで苦土石灰、寒冷紗を買う。今までの実習地では、大体先生や農家がすべて準備していてくれたが、ここでは一からみんなで関わる。
 帰って、耕運機の練習。Oさん、Hさんが指導。かわるがわるやってみるが、残った雑草の根が歯にからまり、一畝進むごとに除去しないとならない始末。猛暑の中、草取りと耕すのとで、もう大変な労力。今まで、何十年何百年と土作りされてきたふかふかの畑で実習してきたから、これにはみんな参ってしまった。でも、これから堆肥をいれ、肥料を入れ、徐々に土作りをしていくうちに、立派な畑に生まれ変わるに違いない。
 Oさんが、近くにある栗林で栗拾いに誘ってくださる。まだ余力の残っているメンバーだけ出かけ、あとは解散。この日、最高気温34℃。みなさん、本当におつかれさまでした。

臨時実習:9月2日(土)

  • ・耕運機がやってきた!-ホンダ耕運機納入-

 以前からお世話になっているホンダでは、家庭用耕運機に力を入れている。赤いボディもおしゃれだし、
「プチな」「こまめ」「サラダ」など、ネーミングもかわいらしく、ホンダらしい。ここには、一番パワフルな「サラダ」を購入することになった。今日は納入日で、Oさんと、有志のHさんが参加。来週から他のみんなの指南役となるべく、販売店の方から、使い方をしっかり学んでくれた。

第1回:2006年8月27日(日)

  • 顔合わせ、オリエンテーション
  • 草取り
  • 土壌診断用土の採取
  • ミックスハーブのタネまき

 記念すべき第一回だが、あいにく当主のOさんはお留守。お母様があれこれとお世話してくださる。
今回のメンバーは、「田舎の学校」の各地の圃場で家庭菜園実習など経験してきた人たち10名。テレビの鉄腕DASHのファン も多く、自己紹介で、この里山へのそれぞれの思いを語る。畑と田んぼ、裏山をぐるりと見て回る。裏山に上る山道は、雑草で腰の高さまで埋もれ、迷うほど。山の上の畑も背丈ほどの雑草で覆われていた。ここには、この秋麦を蒔く予定だが...。
 下に戻ると、誰からともなく、自然に草取りと夏畑の整理が始まった。ここが、実習経験者のスゴイところ!今回、東京農業大学土壌学研究室の後藤逸男先生のご好意で、畑の土の診断をしていただくことになったので、サンプルの土を採る。土壌診断用の土の採取のしかたはこうだ。
畑の四隅と中心部計5ヶ所の、表面から0~15cm部分の土を同量ずつバケツに集め、よく混ぜる。そこから500gを袋に入れ、農大「全国土の会」に送る。
結果が出るのは2週間後。診断結果によって、足りない土壌改良剤を入れるわけだ。最後に畑の片隅に、サラダセットのタネ(ハーブや青菜など7種類ほどのタネのミックス)をまいて、終了。
次回からいよいよ耕運機が入り、土作りをしてから秋作に取り掛かることになる。

写真は4月の風景:左は母屋の前の谷戸。奥が棚田、手前が畑のあったところ。右は裏山の雑木林。一部は、ボランティアの手で下草刈りがされていた。

町田里山作業日記

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