町田里山作業日記

東京都町田市、多摩丘陵の一角にある会員・0さんご自宅の里山。美しい姿で保全されていますが、田んぼと畑がほとんど手を入れていない状態で、Oさんからもっと活用したいとのお申し出がありました。 2006年夏、まず畑の土作りからスタート。野菜・小麦を植え、2007年には田んぼ2枚をよみがえらせ、ひとめぼれを収穫しました。 2008年は田んぼを3枚に増やし、コシヒカリともち米を収穫。大豆も作りました。2011年からは町田市の親子6家族も米作りに参加して、パワーアップ。里山で汗を流しながら、四季の移ろいや自然の恵みを楽しんでいます。

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第134回:2012年7月22日(日)

・田んぼの草取り3回目
・サトイモの土寄せ
・夏野菜いろいろ肥培管理

 今日も、小雨混じりの曇天。24度。週末涼しくて、今のところ、わりとラッキーな今年の夏である。
・田んぼの草取り:今日は、町田ファミリーも来て、子供たちがワイワイ、賑やかなことである。女の子たちがカエルをつかまえるのだ、といって、Oさんのお母さんがタモを出してきてくれる。
田んぼの雑草は、コナギ?がほとんど。たまに、Vサイン型の葉のオモダカというのも混じる。今季の草取りは、これでおしまい。
・7月は3回に分散させたので、今日の畑の作業はラク。収穫は、主に赤シソ。ミニトマトもたくさん成っているが、色づくのはこれから。ニンジンは、まあまあの芽出し。
 トマト、ナス、ピーマン、夏野菜の主役は、これからが本番。

田んぼの草取り2 ウリと地這いキュウリ

 

第133回:2012年7月15日(日)

・ジャガイモの収穫
・ニンジンの播き足し
・夏野菜の肥培管理

 梅雨が明けたのだろうか?前日から、猛暑が始まっている。今年もついに、”この季節”がきてしまった…。
・ジャガイモは、2回目の収穫。地上部が枯れて消えてしまっていたので、畝の目印に立てた支柱をたよりに掘り進める。もう掘り尽くしたかな、と思うと「まだあった!」。これを2~3回繰り返す。それでも毎年、掘り残しは必ずと言っていいほどあって、ひょこひょこと”野良イモ”が芽を出すのだ…
・ニンジン:前回のタネまき後、雨も降ったし、Oさんのお母さんも水やりして下さったしで、まずまずの芽出し。出ていないマルチ穴に、蒔き直しをする。
・ネギの定植:本日の、メイン作業です。深めの溝を切って、畑の片隅で育てたネギ苗を植え付ける。ワラをたっぷり敷く。
・ウリ類に敷きワラ:なんとなくフッカツしてきた?地這いキュウリとマクワウリに、ワラを足す。
・ナスとピーマン:ナスは、相変わらず葉裏にアブラムシがたかっている。木酢液をスプレーする。畝の両脇に敷いたワラの上から、米ぬかをまく。じっくりと効いて、秋の収穫につながるのだそう。三鷹の農家からお聞きしたコツ。
・ワタは、かわいい双葉がちょんちょんと出ていた。事前の催芽処理が効いた。

 前回の収穫で、みんな、赤シソジュースを作ったようだ。夏バテにはもってこい。畝にはまだまだたくさん残っている。今月は、3回。来週も作業が続きます。

ネギ定植

田んぼ

第132回:2012年7月8日(日)

・田んぼの草取り2回目
・ニンジンのタネまき
・ワタのタネまき
・インゲン、赤シソ収穫
・その他いろいろ肥培管理

 今日もラッキーに25度前後。時々小雨が混じる曇天。助かる。田んぼの草も、もっぱらホテイ草で、例年ほど出ていない。もっとも、イネの分けつも少なく、心配なのだが…。
 何でも通年班は一時間ほどで田んぼを切り上げ、畑へ。雨を含んだ重い土、ニンジンのタネまきにはうってつけだ。2種類まく。マルチ穴に乾燥防止のもみ殻もまいておく。Oさんのお母さんが、水やりをして下さるとのこと、乾燥さえしなければ、芽出ししてくれるだろう。毎年、ニンジンにはやきもきさせられる。

・ワタを3種類まく。和ワタ、茶色と緑の西洋種のワタ。発芽しにくいというので、10日間ほど、水を含ませたティッシュにくるんで、暗所に置き、発芽処理をしておいた。それでも、芽出ししていないタネもある。
・ズッキーニ:へたれていてもうダメか、と思っていたら、グンと元気になっている。わからないものだな。6月くらいであきらめてはダメ、長い目で見ていると、今ごろになって復活することが他の作物でも時々ある。大きくなりすぎた実を収穫。インゲンも育ちすぎていた。これが、隔週菜園のつらいところ。
・インゲン:残りすべて収穫。よく採れた。
・ネギの苗:これも、前回から急に大きくなった。よくいう、定植に最適の「太さ1㎝、長和30cm」に達している。来週、定植せねば。
・ピクルス用キュウリ:ちょっとべと病っぽいが、すくすく。親指大の実も一個なっている。まさにピクルスのキュウリの姿、これがもう収穫時らしいが、一週間、様子をみようということに。
・トマト:毎年、夏野菜で一番元気だ。生命力たくましいというか。脇芽取りがタイヘン。実もたくさん着いているが、色がまだまだ。
・ナス、ピーマン:ナスのア葉裏にアブラムシがごっちゃり、アリが盛んに上り下りしている。アルミのシートをマルチに敷いて、ムシコンテープを張ってみたが、ちょっと光るくらいのものなら、へっちゃら。木酢液も、ひと雨降れば、流れてしまうし。
・ウリ類:ウリハムシにいいようにされていたマクワウリ、防虫ネットが功を奏したか、少し元気を取り戻している。お隣の畑の、もう一面に広がっている旺盛な姿とは比べるべくもないけれど。ミニカボチャはついに、消えていた。驚いたのは、とっくにあきらめていた地這いキュウリが伸び始めていたこと。いつ、芽出ししたのだろう??
・赤シソ:苗床に残っている方が、ずっと元気で生長も早い。一回目の収穫。移植組はもうちょっと。みんな、赤シソジュースが楽しみ。
・ラッカセイ:ぼちぼち。

 ジャガイモの収穫は、また来週!

田車で草取り

ナスのアブラムシ対策

第131回:2012年6月24日(日)

・田んぼの草取り一回目
・ニンジン用畝作り
・サトイモにワラマルチ
・ピクルス用キュウリの定植
・夏野菜の肥培管理
・インゲン、ジャガイモ、タマネギ収穫

 「(作業のある)土日は降らない程度に曇って&暑くない」のが理想―。なのですが、なんと今日は、大当たり。「晴れ時々曇り&湿度が低く気温25度くらい」という、この時期としては理想的な農作業日和となった。もう~、疲れ方が全然違う。さくさくと作業が進み、予定以上のスケジュールがこなせた。
 田んぼの草取りは、去年から町田ファミリーも加わって手数が増えた分、だいぶラクになった。下段のもち米の田んぼは一面はびこっていたが、中・上段はまだおとなしい。今年はかなりきっちり田植えしたので、イネのラインがそろって、田車もずいぶん使いやすくなった、と田んぼリーダーのSさん。
 畑では、先日の台風で、トマトの茎が折れたり、花や実が落ちたりの被害が出ていた。去年のような豊作は望めないな。タマネギは残っているものをすべて収穫して、跡地をニンジン用に土作り。マルチを張っておいて、次回すぐ蒔けるようにしておく。
 海外に短期留学して今日から復帰したメンバーが、ドイツのキュウリのタネから苗を作って、持ってきてくれた。ピクルス用の小さなキュウリだそうだが、まだ20センチくらいの苗なのに、キュウリの匂いがぷんぷんする。いつもの作り方と同じく、支柱を立てて、ワラマルチを敷く。どんな風に育つんだろうか?ピクルス漬けるのが楽しみ。
 サトイモ:黒マルチをはがして、追肥・土寄せ、そしてワラをたっぷり敷く。ナスとピーマンの畝脇にも敷く。ワラがふんだんに使えるのは、本当にシアワセだ。
 つるなしインゲン:どっさり収穫。つる有りより収穫期は短いが、支柱を立てる手間が省けるし、これだけ取れれば充分満足。
 マクワウリ、ミニカボチャ:相変らずウリハムシの食害がすごい。もうダメかもしれないのだが、がんばっている姿がなんだか健気だ。木酢液をまき、今さらだが、防虫ネットをかけてみる。フッカツするかな?ズッキーニも、実が一本、鳥か何かにつつかれた後があったので、こちらにもかけておく。隔週&無農薬畑には、あきらめなければならない限界がたくさんあるけれど、あれこれ打つ手もあるのだ。
 ジャガイモ:今季初収穫。小ぶりで、収穫も少なかったが、病気も出ておらず、形も肌もきれいなのが取れた。
 今日は本当に、日和に恵まれた。お天道様、どうか次回も、よろしく! 

田んぼの草取り

ピクルス用キュウリ 本日の収穫

 

 

第130回:2012年6月10日(日)

・サツマイモの定植
・クワの実採り
・インゲン、タマネギ収穫
・ナスに支柱立て ほか

 前日の雨が上がったのはいいが、蒸し暑い日となった。毎日、週末の天気予報を気にして、「土日は降らない程度に曇ってて&しかも暑くない」といいな、などと念じているが、そ~んなラッキーなことは、まず、ない。
 本日のメイン作業は、サツマイモの定植。まずは、定植の場所を確保せねば→つまり、草取りです。トラクターならあっという間だが、バッテリーがあがっているかも、とのことで、待ってる時間も惜しく、人力でとりかかる。土がやわらかいのが、せめてもの救い。だが、じょれんで削って・手で抜いて→取った草を片づけて→ようやく見えてきた地表にひもを張って溝を切り→肥料を入れて畝立てして→マルチを張って…。ふ~~~~。ちょっと、ふらふら。予想以上に気温も上がって、ばててしまった。でも、ここまできたら、あとは苗をさす挿すだけ。ひとまず、柿の木畑の木陰で、休憩タイム。今年も、熱中症を気にかける季節がやってきた…。
 60本の苗を、40㎝間隔で斜め挿しにする。去年は、苗の質が悪くて収穫も少なかったが、今年の苗はとても健康そうだ。終わって、ちょうどいい感じに熟したクワの実を集めて、山を降りる。
 田んぼでは、2週間前に田植えした苗が根づいていた。野菜畑は、タマネギ(2回目)と、インゲン(今季初)の収穫。ナスにたかっているアブラムシ、マクワウリの葉をレース状に食い荒らしているウリハムシが気になる。アブラムシは、手袋や歯ブラシでこすり落とし、木酢液をかけておく。ウリハムシは、捕殺&木酢液。お隣の畑は、ちゃんと予防しているのか、カボチャの蔓がきれいに伸びている…。
 

サツマイモ定植完了!

インゲン収穫 インゲン、クワの実、タマネギ 

第129回:2012年5月27日(日)

・田植え
・ジャガイモ追肥と土寄せ
・マクワウリ、ズッキーニ定植
・タマネギ収穫
・ラッカセイ、ワタのタネまき
田植え タマネギどっさり

 田植えが晴れたのは、2007年以来、初めてのこと。6回目にして、初の、雨合羽なしの、太陽の下での田植え。景色が違うと、田植えの勝手まで違う気までしてくる。
 今年は、深水な部分もなく、揃えて植えるためのガイドのロープにも一工夫こらされ、だいぶまっすぐに田植えできた。さらに、改善の余地はあるが、手植えなので、どうしても限界はある。きれいに植えると、草取りの時の田車が入りやすいのだ。
 午前中、町田ファミリーも加わって、賑やかに上・中段2枚に、うるちを植える。今年のお米は、山形生まれの「つや姫」。宮城の熊井さんからタネ籾をもらって、Oさんが育てた。午後は、残ったメンバーで下段に、もち米を田植え。去年、年末のお餅つきの際、もち米として持ち帰りたいとの要望が多かったので、たくさん採れるといいのだけれど。
 田植えが終わっても、里山通年班には畑の世話が待っている。だいぶ疲れた身体にムチ打って、上の畑に上がり、ジャガイモの追肥と土寄せ。下の畑では、ラッカセイのタネまき、ズッキーニやマクワウリの定植と、こちらの忙しい。前回まいた地這いキュウリは、なぜかひとつも芽を出していなかった。あきらめて、そのままそこにマクワウリを植えた。大収穫は、タマネギ。昨秋の植え付け時、ネキリムシらしき害にあって、ずいぶん苗がダメになったが、残った苗たちが結構がんばって、生長してくれた。甲高の品種らしく、ころっとタテに丸々、立派なタマネギたち。
 次回は、ちょっと遅いがサツマイモの定植。6月、7月と、畑に田んぼに、一年で一番忙しい農繁期がやってくる。
 

第128回:2012年5月13日(日)

・田んぼの代かき
・ミニトマト、ピーマン、ナス、カボチャ、赤シソの定植
・地這いキュウリタネまき
・ジャガイモの追肥と土寄せ

 前回の作業から3週間。季節はすっかり変わり、木々の緑は濃度を、雑草は草丈を増し、里山は初夏の装いだ。
畑の縁には今まで見たことのない白い穂をつけた草が繁茂していた。雑草にも栄枯盛衰があるのだな。
 さて、今日から田んぼの作業に町田のファミリーが参加。昨年に引き続いての家族もいて、子供たちも加わって賑やかなこととなった。今日は、代かき。子供たちにレンゲを見せたい、と、Oさんが最上段の田は水を入れずに残しておいた。レンゲのタネは流れてしまったのか、三日月形の田んぼの西1/3くらいに、かたまって咲いていた。
 畑も待ったなしの状況。ミニトマトの苗を定植する。赤、黄、紫、オレンジの品種を選んだ。ナス、ピーマン、ミニカボチャ、赤シソも植える。地這いキュウリのタネもまいた。次回の準備に、ラッカセイ用の畝作りも済ませた。前回植えたサトイモは、ちょんちょんとかわいく芽出ししていた。スナップエンドウは、絵描き虫(ハモグリバエ)に縦横無尽にやられており、葉っぱが白い筋だらけ。残念ながら、今年は実つきもあまりよくなかった。
 上の畑に上がり、ジャガイモの追肥と土寄せをして、終了。

レンゲの花

第127回:2012年4月22日(日)

・サトイモ定植
・インゲン播種
・ジャガイモの追肥と土寄せ
・夏果菜用の畝作り
・田んぼ、田起こしと地ならし

 いったい、いつまで続くのか、この寒さ。今日も、4月下旬とは思えない肌寒い曇天。
 田んぼ班は、今年第一回目で、7人の参加者が顔合わせした。レンゲもようやく咲き始めた。トンボを使って、トラクターかけした田を平らにならす。念入りにやっておかないと、田植えの時、深いところ、浅いところのデコボコができてしまう。単調だが、重要な作業だ。
 一方、野菜畑では、苗床でネギと赤紫蘇がやっと発芽していた。前回播いたつるなしインゲンも、揃って芽出ししている。ずらし播きで、残りのマルチ穴にタネをまく。
 サトイモは、土垂という品種を1kg、定植。いつもの三鷹のタネいもは、今年は手に入らなかった。次回定植するトマトやピーマン用に、畝を作り、マルチを張っておく。
 山の上の畑に上がると、桜の花びらが一面に散りばめられ、息をのむような美しさが広がっていた。その中に、ジャガイモがこれも「やっと」芽を出していた。昨年の同じ時期の写真と比べると、生長がかなり遅れているのがわかる。一回目の追肥と土寄せをする。
 今の時期、露地の畑は端境期で採れるものがほとんどないが、里山の幸はタケノコ、わらび、木の芽(山椒の若芽)と、大豊作だった。「野菜が何もない時期に、ちょうどいい具合になっているもんですね」「タケノコと木の芽が同じ時期っていうのもよくできてるなあ」。本当に。
 次回はGW明け、夏の果菜類を定植する。忙しい季節がやってくる。

レンゲ

開き始めた田んぼのレンゲ

スミレと桜の花びら

スミレの周りに桜の花びら

ネギの芽出し

苗床のもみ殻の間から芽を出したネギ

インゲン芽出し

発芽したインゲン

タケノコ

タケノコどっさり

町田里山作業日記

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