町田里山作業日記

東京都町田市、多摩丘陵の一角にある会員・0さんご自宅の里山。美しい姿で保全されていますが、田んぼと畑がほとんど手を入れていない状態で、Oさんからもっと活用したいとのお申し出がありました。 2006年夏、まず畑の土作りからスタート。野菜・小麦を植え、2007年には田んぼ2枚をよみがえらせ、ひとめぼれを収穫しました。 2008年は田んぼを3枚に増やし、コシヒカリともち米を収穫。大豆も作りました。2011年からは町田市の親子6家族も米作りに参加して、パワーアップ。里山で汗を流しながら、四季の移ろいや自然の恵みを楽しんでいます。

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第126回:2012年4月8日(日)

・サトイモ用畝作り
・インゲン播種
・タケノコ掘り
・田んぼ、元肥入れと耕運

 里山がうっすらと淡い緑に色づき始めた。それでも、このあたりの桜はまだ5~6分咲きといったところ。この時期に桜がこの状態とは、この冬は本当に長く、寒かったのだ。
 先日の2回にわたる大嵐では、ビニールトンネルが風をはらんでビュービューとうなり、怖いくらいだった、とOさんのお母さん。石で念入りに重石をしておいたにも関わらず、結局トンネルは引っ剥がされ、全部やり直してくださったとのこと(それすら、再び吹っ飛んだそうだ)。本当に、すさまじい雨風だった。
 赤紫蘇もネギの苗床も、そんなわけで痛手を受けてしまったせいか、寒かったせいか、全く芽出しはしていない。タネが飛んだり、流されてなければいいけれど。
 つるなしインゲンの畝を作る。黒マルチを張って、3粒ずつタネまきする。タネは半分ほど残し、次回ずらし播きする予定。サトイモ用の畝も作って、マルチを張っておく。こちらも次回、タネ芋を定植する。
 上の畑に、先月植え付けたジャガイモの様子を見に行く。まだ、芽出しはなしで、追肥・土寄せを次回に見送る。あたりには、ツクシがたくさん出ていた。梅がまだ咲いていて、ぼおっとかすんだような春景色が美しい。
 Oさんと友人のSさんが、田んぼに鶏ふんを元肥にまき、トラクターで耕運している。昨秋の借り入れ後に播いたレンゲは、ごそっと塊で出ているところ、まったく出ていないところとばらつきが大きすぎる。緑肥の効果はあまり期待できないかもしれない。
 竹林では、タケノコが出始めていた。足裏であたりをつけて、ちょこんと頭を出したばかりのタケノコを探り当て、スコップとタケノコ鍬で掘り出す。ちょうど食べごろの大きさのタケノコ、10本ほどが採れる。
 次回は田んぼ班も仕事始め。レンゲの花は咲いているだろうか?

町田の春景色

町田タケノコ掘り

 

 

第125回:2012年3月25日(日)

・ニラの株分けと植え替え
・スナップエンドウに支柱
・ネギのタネまき
・赤紫蘇のタネまき

 端境期のこの季節、畑はほぼすっからかんの更地状態だ。隅っこにタマネギのトンネルとスナップ6本、シュンギクちょこっと、そして中央部に顔を出し始めたニラが、一筋の緑を描いているのみ。このニラ、植えて2年弱だがだいぶ株も増えた。株分けをして、場所も東の端に植えかえることにする。掘り起こしてみると、根張りもすごいし、株の増え方も予想以上。植え替え地に新しい畝を2本作っていたが、全然足りず、結局4本作っても、まだまだ余ってしまった。プランターや庭で植えて!となかば強制的に持ち帰ってもらう(それでも余って泣く泣く処分…)。丈夫で手間もかからず、年何度も収穫できるし、増えるし、なんてすばらしいこと。
 ニラの引越しが無事終わると、次に苗作りのタネまき。去年、タネから育てた長ネギ、わりと首尾よくいったので、今年も苗作りから始める。タネまきのあと、乾燥防止にもみ殻をまく。今年は、赤紫蘇の苗床も、畑に作ってみる。去年は、ポットにタネをまいて育苗した。夏の赤紫蘇ジュースが人気だったので、今年は作付を増やす予定。
 蔵の裏では、肉厚のシイタケがたくさん出ていた。原木シイタケは放射能汚染が心配だが、各自了解の上で、持ち帰り。フキノトウも取る。田んぼでは、レンゲの葉が出始めていた。咲くのはいつごろになるだろう?
 次回は、インゲンのタネまき。そして、サトイモ用の畝も作りたい。 

ニラの植え替え

スナップエンドウの支柱立て

 

 

第124回:2012年3月11日(日)

・ジャガイモの定植
・夏野菜畑に堆肥すき込み

 新年度は新メンバー3名が加わり、恒例、ジャガイモの定植からスタート。裏山の畑に上がり、前回堆肥をまいて耕運機をかけたところに、もう一度トラクターをかけて耕す。前日の雨で、今日も土が重たい。キタアカリを3kg、植え付ける。
 男性陣が車に分乗して、Oさんのご親戚に堆肥をわけてもらいに行くが、まだ未熟で使えない状態だった。そこで、去年作っ手袋に保存しておいた牛フン落ち葉堆肥を納屋から出してきて、夏野菜用の畑にまく。耕運機で念入りに耕す。 タマネギは、元気を取り戻した感じ。最後の追肥をする。
 冬の間眠っていたニラ、そろそろ、緑が出始めている。株分けして、植え替えをしよう。

urayama jagaimo

tagayasu tamanegi

第123回:2012年2月26日(日)

・ジャガイモ用土作り
・冬野菜片づけ、タマネギ追肥
・フキノトウ採り

 寒い日が続く。今日もうす曇りのどんよりした冷たい日。いつもは咲いている梅も、今年はまだだ。
 裏山のジャガイモ畑に堆肥をまいて、土作りをする。堆肥は、去年の牛フン落ち葉堆肥。震災前に作って、ずっとシートをかぶせてあったので、使うことにする。前日までの雨で土が重い。ホンダの小型耕運機「サラダ」を使って、かわるがわる耕運するものの、十分には耕せていない感じだ。
 下の畑は冬野菜をどんどん片づける。ネギも全部収穫。去年の春、畑の隅に苗床を作ってタネから育てた長ネギだが、よくできた。
 畑仕事のあと、フキノトウを摘む。ちょっと開きかけだが、たくさん採れた。
 次回はジャガイモの定植。下の畑の土作りもできれば、やっておきたい。

jagaimo-jyunbi

  

第122回:2012年2月4日(土)

・スナップエンドウの定植
・冬野菜片づけ、タマネギ施肥
・ジャガイモ用の圃場整備

 1月22日が雨で、延期になった分の作業。前日までとても寒かったのに、今日は穏やかな陽気で助かるなあ。
 三鷹の農家でスナップエンドウの苗を分けてもらえたので、6ポットを定植をする。風よけの笹代わりに、ネットをかぶせておく。
 今期、カリフラワーの次に成りのよかったのは芽キャベツ。茎にびっしり、ころころと成っている。ちょっと小さめのも、たくさん摘む。次回は2月末、そろそろ冬野菜を片づけて、春の準備をしなければ。ニンジン、ブロッコリーは全部収穫して、畝を片づけてしまう。雨不足の乾燥続きとこの寒さで、ブロッコリーの花蕾は小さめだ。
 春一番で植え付けするジャガイモのために、裏山の畑の状況をチェックしに上がる。連作にならないよう、今年は少し畝をずらそうと思う。地上部の丈の高い枯れ草をざっと払っておいて、あとはトラクターに任せよう。刈った草を燃やした灰は、タネイモの切り口にまぶす、土にすき込む、と大活躍。里山の農作業ならではの宝物だ。

スナップエンドウの定植

スナップエンドウの定植

冬の田んぼ

雪の残る棚田

第121回:2012年1月8日(日)

・堆肥の袋詰め
・落ち葉集め
・収穫(ブロッコリー、ダイコン、ミニハクサイ、ネギ、ニンジン、ユズ)

 里山で迎える6回目のお正月。今年はどうか良い年となりますよう。
新年早々だが、畑は早くも春の準備に取りかかる。去年作った落ち葉と牛フンの堆肥を袋詰め。まだ完ぺきに熟してはいないが、早めに畑にまいてすき込む予定。中から、カブトムシの幼虫がゴロゴロ出てくる。傷つけないようにスコップを入れるのが大変なくらい、たくさんいる。見つけるたびに取っていたら、バケツいっぱいになった。袋詰めした堆肥は大切に納屋に保管。
堆肥場が空いたので、落ち葉集めに出かける。今年の落ち葉は、東京近辺でも放射性部物質が出てしまったところもあると聞く。この里山は調べていないが、メンバーの総意で集めることに決めた。落ち葉集めも6回目で、試行錯誤の繰り返しのうちに、効率よい方法もだんだんわかった。去年、山道の落ち葉をブルーシートに集めて、引きずっておろすのが一番カンタンということに落ち着いた。これなら竹ぼうきに下草がからまったり、軽トラを出したりしなくて済む。堆肥場に落ち葉を積んで、底に残っていた古い堆肥と混ぜて踏み込む。カブトムシの幼虫はその中に戻しておく。
畑では、暮れの防寒・防虫対策のおかげで、鳥や霜にやられることなく、冬野菜が収穫できた。ただ、タマネギはやっぱり様子がおかしい。マルチ穴から消えてなくなっているところがさらに増えている。いつもよりたくさん植えたのに、とても残念…。

カブトムシの幼虫 落ち葉集め

第120回:2011年12月18日(日)

・野菜の冬越し対策

今年最後の作業日。収穫できるものは取って、まだのもの、残しておくものは、年越し用に「寒さ対策」と「鳥除け対策」をしておく。べた掛け、トンネル、寒冷紗などを使って、葉物、ブロッコリー、ハクサイなどを覆っておく。この時期、野山に食べ物がなくなった鳥たちが、畑の葉っぱ類をつつきにくるのだ。なぜか、やわらかいはくさいより、キャベツやブロッコリーの葉の方が好みらしい。今年はばっちりネットをかけておいたから、きっと大丈夫。
ところで、タマネギに異変。先月植えたマルチ穴のあちこちが、空いてしまっているのだ。タマネギの苗が消えた?どうも、ネキリムシにやられたらしい。この畑でタマネギでは、初めてのこと。今年はたくさん作ろう、と品種も3つ選んで、追加までして定植したのに、初めからこれでは、がっくり。
最後にユズを取らせていただいて、今年の作業も無事、終了。来年は、堆肥用の落ち葉集めから作業開始です。
冬越し対策  ユズ

第119回:2011年12月11日(日)

・餅つき
・野菜畑の肥培管理

年末恒例の餅つき。去年、多すぎて大変だったのと、もち米で持って帰りたいという声が多く、今年は20kgだけ搗くことにしました。さらに、今年は搗きたてのお餅をそのまま入れてのせばOK!という画期的なお餅袋が登場し、作業が大幅にラクになりました。去年までは、打ち粉をした木の台で餅をのし、さましてから餅袋に入れていましたが、後でこびりついたお餅を洗い落とすのが一苦労でした。
いつものように、つきたてのお餅を餡子、きな粉、ダイコンおろしにまぶして食べる。今年は宮城の米農家・熊井さんが、地元産の沼海老を持ってきてくれました。醤油をかけて、お餅にからめて食べるそうです。
次々に搗きあがるお餅、鍋いっぱいのトン汁で、お腹いっぱいになりました。

餅つき

町田里山作業日記

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