町田里山作業日記

東京都町田市、多摩丘陵の一角にある会員・0さんご自宅の里山。美しい姿で保全されていますが、田んぼと畑がほとんど手を入れていない状態で、Oさんからもっと活用したいとのお申し出がありました。 2006年夏、まず畑の土作りからスタート。野菜・小麦を植え、2007年には田んぼ2枚をよみがえらせ、ひとめぼれを収穫しました。 2008年は田んぼを3枚に増やし、コシヒカリともち米を収穫。大豆も作りました。2011年からは町田市の親子6家族も米作りに参加して、パワーアップ。里山で汗を流しながら、四季の移ろいや自然の恵みを楽しんでいます。

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第110回:2011年7月24日(日)

・田んぼ草取り三回目
・夏野菜の肥培管理
・ネギの定植
・ジャガイモ収穫

   台風のあと、いくらかしのぎやすい日が続く。前回は34度の猛暑だったが、今日はまずまず、”夏だしね!”といった暑さだ。時々曇ったり、さあっといい風が吹いたりも、農作業には嬉しい。
   田んぼは三回目の草取り。生育の遅れがちな最上段の田んぼに力を注ぐ。分けつが進み、今日でもう草取りは終わりにする。
   畑の方は、仕事山積み。まず、ネギを定植してしまう。20~30㎝ほどに切った溝に、3月末に苗床にまいたネギを、垂直に立てかけていく。根の部分を隠すくらいの土をかけ、あとは、乾燥防止に、溝にワラを敷く。ニンジンのタネマキもしたかったが、
これは次回に後回し。優先順位をつけて作業。たわわに実るトマトたち、ネットいっぱいに広がったゴーヤ、ピーマン、やっと成り始めた丸オクラ、今年は今一つ元気のないナス、などなどの収穫に追われる。赤シソも、人気者。夏にぴったり、赤シソジュースがおすすめです。そして、トウガン。ではなく、バターナッツ!ヒョウタンからコマ、ではなく、トウガンからバターナッツ。4月末、ホームセンターで「トウガン」の札のついた苗3本購入し、5月に植えたところ、7月に入ってなんだか腰のくびれた見慣れない実が成り始めた。ネットで調べたら、どうもカボチャのバターナッツによく似ている。買った店に写真データを送って問い合わせたが、回答ははっきりしない。でも今日来たら、実が黄色く熟れ始めて、「あ、これバターナッツ!店で売っていた」と、メンバーの一人が断言。実つきはよく、人工授粉もしていないのに、たくさん成っている。みんなに一個ずつくらい行き渡る。ポタージュにするとおいしいらしいが、さて、どんなでしょう?ともかく、食べられるものでよかった。飾りカボチャなんかだと、がっかりだし。
   余力を残して、上の畑へ。残しておいたジャガイモの収穫だ。しばらく置いているうちに、大きくなっていた。今年もジャガイモは、目立った病害虫にもかからず、きれいなイモがたくさん採れた。が、サツマイモはがっかり。先月定植した苗、ずいぶんなくなってしまっていた。溶けてしまったか、草に負けたか、ともかく何本も残っていない。ちょっと弱った苗ではあったが、サツマイモがこんなに失敗するなんて初めてのこと。とても残念だけれど、残った苗を大事に育てていこう。

   
 

第109回:2011年7月10日(日)

・田んぼ草取り二回目
・夏野菜の肥培管理

   暑い!梅雨も前日、早々と明けてしまった。今年も去年並みの猛暑を覚悟はしていたが、それにしても暑くなるのが、ちと早すぎるではないか!この暑さ、9月まで続くんだろか…?。
   田んぼの草取りは、二回目。前回から2週間の間に、ホテイ草が一面にはびこっている。よくもまあ、毎年毎年、こんなに生えるもんだ。花のつかないうちに取っているつもりなのに、どうしてタネが残っちゃうんだろ?せめてものすくいは、根が抜きやすいこと。取ったあとがきれいになって、やったかいがはっきり見えること、くらい。
   田んぼ班と町田ファミリーを残し、何でも班は畑へ。暑くなって、ゴーヤ・モロヘイヤ・赤シソなどぐんぐん伸びてきた。トマトは、ミニ・赤と黄色のアイコ、紫トマトなどたくさん成っている。今日はホントは、ネギの定植と、ニンジンの種まきの予定だったが、暑さでみんなゆでダコのようにうだり、バテバテ。熱中症も心配され、収穫と施肥、ちょびっと草取りして終わりにする。上の畑に残っているジャガイモも気になるが、誰も掘りに行こう、とは言い出さない。飲み物ごくごく、スイカぱくぱく、塩あめや梅干し舐める人、保冷剤で冷やす人、それぞれの熱中症対策で精いっぱい。「田舎の学校」も10年になるが、数年前まで、熱中症なんて心配したことはなかった。ここ2~3年の暑さは、それまでの常識が、もはや通用しなくなった感じです。
   かくして、「イモ掘り」「ネギ定植」「ニンジン種まき」と、たくさんの課題を次回に先延ばし、今日は撤収。みなさん、ゆっくり昼寝して、身体を休めて下さい。

 

第108回:2011年6月26日(日)

・田んぼ草取り一回目
・ジャガイモ初堀り
・ニンジンとネギ用の土作り
・夏野菜の肥培管理
   田植から約1か月。イネも根付き、雑草もそろそろ生えてきた。第一回目の草取りです。町田のファミリーたちも集まって、3枚の棚田を草取り。まだ、根付きのやわらかい、抜きやすい雑草が多い。イネの周りを両手でかき回し、草を抜く。去年よりずっと人手が多く、予想より早く終わった。
   畑に移って、夏野菜の肥培管理。う~む、なんか、パッとしないなあ。旺盛に育っているのは、トマトとズッキーニくらい。あ、いつも元気なニラも。ゴーヤやトウガンもまずまず、か。かわいそうに、モロヘイヤはズッキーニの隣で、草丈わずか30㎝くらいなのに、もう黄色い花を着けている。異常事態、危機感から花をつけたんだろうなあ。水はけの悪そうな場所だし、苦しいのだろう…。

   さて、嘆いてもいられない。季節は巡る。次回はもう7月、そろそろ、ニンジンのタネまきもしたいし、苗床で育てているネギ苗も定植したい。マメの跡地と、ニラの横の空き地をサラダで耕運。苦土石灰と化成肥料をまいて、さらに耕運。次回に備え、土作りをしておく。
   今日のお楽しみはジャガイモの収穫!下の作業が終わると、みんないそいそ上の畑に上がっていった。今日は1/3ほど掘ったとのこと、今年も特大サイズはないが、きれいな肌の手頃の大きさのイモが無事収穫できた。春先は、気温が低くて生長が遅く、ひどく心配したものだ。一喜一憂しながら、最後までわからないものだ…。
   今日は田んぼに畑にイモ掘りにと大忙しだったが、短時間に集中して仕事ができました。みなさん、おつかれさま!

 

第107回:2011年6月12日(日)

・サツマイモの定植
・ソラマメ片づけ
・夏野菜の肥培管理、支柱立て

   6月の定例作業は、サツマイモの定植。今年の苗は、ちょっと元気がないが、なんでもよくできる山の上の畑の力で、なんとか育ってほしい。畑の隅に積んだ落ち葉の腐葉土、米ぬか、灰代わりのもみ殻燻炭など、あるものを使う。
   それにしても雑草のすごいこと!4月はまだちょぼちょぼだが、5~6月、雨が降ると一気に増殖する。丈もぐんぐん伸びる。畝周辺の草を抜く。草丈の高いのをざっと抜いた後、トラクターをかける。刈払機も登場。マンパワーと機械で、雑草と戦う。
   下に降りて、今日はタマネギとソラマメを全部収穫してしまう。タマネギ、例年のように、丸い小さめのころころ型。大きく扁平形に育ったのは、数個だけ、だ。ソラマメは、外のさやが真っ黒でも、案外中のマメはきれいに元気なものだ。。今年もアブラムシに負けず、がんばってくれた。
   トマト、ナス、ピーマンに本支柱を仕立てる。ナスには、アブラムシよけのシルバーのぴらぴらテープも張ってみる。畝横に、浅い溝を切って、施肥。
   ところで、この里山には人間以外にもいろんな”住人”がすんでいる。Oさんのお母さんがよく見かけるのは、ハクビシン、野うさぎ、タヌキとのこと。トウモロコシは引き倒され、イモは掘り返されるし、近所の農家ではイチゴも食べられてしまうとか。今期、我々の畑はサトイモの芽をかじられた。共存共栄・お互いさまで、食べられてしまうならまだしも、ただのイタズラは一番困りもの。芽をかじり取られたサトイモは、復活するだろうか。

 
 

第106回:2011年5月29日(日)

・田植え

   台風が通り過ぎた5月の最終日曜日。これで、5年連続・雨の田植えとなった。
今年は、棚田2枚にうるち米、残りの一枚にもち米を植えた。うるち米は「キヌヒカリ」という品種。ひとめぼれ、コシヒカリと作ってきたが、これはどんな食味だろうか。元肥は入れたけど、収量はどうだろう?
   雨が強くなってきたため、畑の方は作業ほとんどできず。サトイモを植え足して、ラッカセイも追いまき少し。サヤエンドウを全部抜いて、残っているマメを摘み取る。ピーマンの支柱立てができなかったのが心残り…。

 

第105回:2011年5月22日(日)

・ナス、トマト、ピーマン支柱立て
・ゴーヤのネット張り
・オクラとラッカセイのタネまき

・前回定植した夏野菜たちの、本支柱を立ててやらねば。トマトはすくすく育って、実をつけ始めているし、ズッキーニも花が咲いているのに、、ほかのものたち、特にナスはさっぱり。定植時とほとんど変わっていない。
・ゴーヤはネットを張る。以前キュウリに使ったネットが残っていた。相変わらずこの畑の土はかたく、支柱を立てるのに難儀する。
・オクラとラッカセイをまく。オクラのタネは、前の晩から水に浸しておいた。ラッカセイのタネ、タネ袋にわずかしか入っておらず、みんながっかり。
・ネギの苗床、間引きをする。7月の定植までに、鉛筆くらいの太さになってほしいけど…。
・今年も、サヤエンドウは大収穫だった。やはり、採り頃を過ぎてころころしたのが多かったが、上の方にはちょうどいいのもたくさん。太ったのは豆ごはんにするといいですよ、とOさんのお母さん。グリーンピースごはん、というわけだ。ソラマメも、アブラムシに負けず、きれいなさやが成った。次回もまだまだ採れそう。

第104回:2011年5月8日(日)

・田んぼの代かき
・ジャガイモ追肥と土寄せ
・夏野菜の定植

・田んぼ組は、代かき。町田のファミリー数組も入って、大人数で効率よく、3枚の田を耕した。今月末には、田植えです。
・ナス、ピーマン、ミニトマト、中玉トマト、トウガン、ゴーヤ、モロヘイヤ、オクラ、赤シソ、ズッキーニの定植。一気に!ゴーヤ、モロヘイヤ、オクラ、ズッキーニ、赤シソは、メンバーのリクエストにこたえて。ゴーヤやズッキーニを作る代わりに、今年はキュウリは、やめにした。これらウリ科のものたち、隔週菜園では、採り頃を逸し、実が大きくなりすぎて木は弱るし、管理が追いつかないのだ。
・トマトも今年は大玉をやめて、ミニと中玉に。色、形はさまざま選んだ。三鷹の石井農園では、紫トマトや黄色、オレンジなど多種のトマト苗を作っている。ピーマン、パプリカの苗もたくさん見せてもらって、植えてみることに。
・サヤエンドウ、たくさん白い花をつけ、初収穫。ピークはおそらく、一週間後くらいだろう。次回作業は2週間後だから、実が膨らみすぎてるかも。ソラマメも、成り始めている。アブラムシは黒もの緑のも、びっちりたかっている。摘芯して、竹酢液を薄めてじょうろでかけ回す。銀のぴらぴらテープやらCDをたくさんぶらさげたので、光り物効果で、少なめに感じる。
・雑木林では森林インストラクターのNさんたちの活躍で、下草がきれいに刈られたところから、キンランや、ホウチャクソウ、十二単があちこちに出始めた!林床に光が入るようになって、咲き始めたのだという。それにしても、目を見はる変化だ。

  

第103回:2011年4月24日(日)

・サトイモの定植
・夏野菜用畝作りとマルチ張り

・三鷹で手に入れたサトイモを定植。
・夏野菜用の土作り。サラダで耕運、畝を作る場所に溝施肥をして、黒マルチを張る。マルチを事前に張っておき、次回定植するまでに地温を上げておく。
・ソラマメ、アブラムシが付き始めている。ゴム手、歯ブラシなどで落とす。竹酢液もかける。
・ジャガイモ、やっと育ってきて、ひとまずホッとする。
・タケノコ掘り、ワラビ、セリ摘み。

 

町田里山作業日記

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