講座レポート

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NO.92ゼロからはじめるハーブ栽培実習- 船橋教室

(2007.7.7 船橋市 飯島農園)

   3月に船橋・飯島農園の一角、個人区画農園の隣の休耕地を飯島さんが耕し、吉本フジ子講師が堆肥を入れて畑の準備をしました。
   この実習は、家庭菜園やベランダのコンテナでも育てられる料理用・お茶用のハーブを中心に、30種ほどを栽培予定。4/21の初回は肥料を入れ、30坪ほどの畑に、吉本講師の設計図にしたがってルッコラやマーシュなどを播種、ローズマリーやラベンダーなどを定植。4人での作業では用意した苗を植えきらない。そこで、隣で作業している家庭菜園実習の人たちに応援を頼み無事に済ませました。
   5月までは実習ごとに定植と播種を行い(写真上)、農作業のあとはバス用サッシュ(香り袋)を作ったり、いろいろなハーブティーの作り方を学んで試飲。6月はハーブの寄植えとジャム作り。ジャムは講師の育てたルバーブと、ルバーブとブルーベリーのミックスジャムの2種(写真中)。
   毎回講師のハーブの効用と使い方を学び、たくさんのハーブを持ち帰るという楽しい講座です。
   7月の畑は草取りが大変でしたが、見事に各種ハーブが育ち、香しく美しいハーブ畑に(写真下)。作業後、ラベンダーを摘み取って、バンドルズを作りました。

NO.91木の切り出し

ゼロから始める日曜大工・木工教室

(2007.4/1~ 埼玉県本庄市 木村農林)

本講座は、05年秋の第一期から始まり、今回は4期目。最初から参加・継続の方も2名。昨秋、作業場の床作りと、柱を立て終わっている。今日は、梁に使う5mの木を用意するため、木村さん宅の裏山に登って、サワラを切り出すことになった。
   森林組合の峯さんの指導の下、山で木を切るときの諸注意、木の見方などうかがう。以前切って倒してあった木でチェーンソーの練習をする。無理に力を入れないで、チェーンソーの重みで下ろしていくように切って」と、峯さん。しかし、女性陣はどうしても前に引っ張られるようで、機械が木に引っかかってしまいがち。その後、サワラは5本ほど切った。今度は切った木を現場まで引っ張り出さねばならない。切り口にくいを打ち、二人一組でロープで引きずっていく。生木のなんと重いことだろう!
   午後は、昨秋切った分も合わせて、皮むきをする。こうすると、虫が入りにくくなるそうだ。なたや草刈釜を使って、もくもくと皮を削り落とす。すると、きれいな白い地肌だ出てくる。10本ほど、おおまかに削り終えた。次回は、棟梁が来て、作業場作りの続きだ。

NO.90作業場作り

ゼロから始める日曜大工・木工教室

(9/17~ 埼玉県本庄市 木村農林)
   昨年秋から始まった本講座も、3期目。古小屋のリフォームや道具箱、テーブル製作などやってきた。今期は、木村さん宅の裏山の斜面に、作業場を作ることになった。
<土台の柱を立てる>
①30cmほどの穴を掘る  ②平たい石を入れる  ③柱の土に埋める部分は、防腐対策に、火であぶる  ④石を少し砕いて、柱を乗せる  ⑤柱の頭をチェーンソーでV字にカットする(横に渡す丸太を乗せるため)

<大引をかける>
①道具のないところで水平をチェックするには、後方にある水平の線と見比べる方法がある。この場合は、屋根の軒線を基準にする。  ②横木(大引)を渡していく  ③、④大引の端の出っ張りをみる。両端から糸を張り、出張ったところはげんのう(金槌)で叩いて、調整する

<床用の板を張る>
①大引の上に根太をのせおわったところ  ②インパクトドライバーで、板をどんどん張っていく

<土台の補強>

<墨壷で墨つけ→床板の周囲をカット>
今回の材料は製材所の廃材。張った床板の大きさもばらばらなので、周囲を四角に揃えてカットする。そのための墨つけに、墨壷を使う。①墨壷の端の張りをしっかり刺す  ②ピンっと張った糸を持ち上げ、はじくと、まっすぐな墨線が出る。  ③、④墨線に従い、丸ノコでカット

<柱の垂直を見る>
道具のない場合の垂直のチェック方法:①、③、④両端に同寸の板をつけた棒を柱に当て、上の板の端から糸で石などの重しをぶら下げる。重しを安定させ、下の板の端と糸がぴったり合うように、金槌で調整する。長い棒を柱に固定させるためには、たがを作ってかませるとよい(写真②)


<柱3本できあがり!>

NO.89八ケ岳でキノコ採り

(9/30~10/1 長野県原村 八ヶ岳周辺)
   きのこ採りは当りハズレが大きい。案内の木下さんや荒野さんによると、2週間ほど前にたくさん採れたあと、全く姿を見かけなくなり、気をもんで何度も下見に行かれたそうだ。
   初日は秋晴れの爽やかな天候に恵まれ、きのこ採り初めての人、ベテランの人をまじえて原村から白樺湖の奥まで足を伸ばす。すぐに目に付き分かりやすいハナイグチ(ジゴボウ=写真左)を中心に、キノボリイグチ、ホテイシメジ、黄シメジ、オオキツネタケなど、種類は少ないがどっさり採れる。下ばかり見て歩くのではぐれてしまわないようにお互いに姿を確認しながら進む(写真右)。木下さんのみわ工房に戻って、食べられる物と食べられないキノコを鑑定してもらう(写真下)。キノコは菌類・カビの仲間で、生育には2通りの環境がある。1つは枯れた木や動物の体を分解して養分をとるグループ(なめこ)、もうひとつは木がお互いに養分や水をやり取りして共生しているグループ(マツタケ)。 カラマツやツガの針葉樹林とコナラやブナなどの広葉樹林に生えるきのこがあり、植生を観察しながら歩くのも楽しいし、次回の参考にもなる。毒のものも多く、判別のつかないものは食べないこと、必ずよくわかる人に鑑定してもらうこと。きのこ採りの基本です。
   翌朝、ペンション周辺の雑木林を散策かたがた、ナラタケなどを採ったベテランさんがいた。今日は、阿弥陀岳の麓へ。静寂と林の香りが心地よい。ここでもハナイグチが採れた。
   昼には工房でキノコ汁をいただく。事前に採っておいてくれたキノコをどっさり入れて、おいしいキノコ汁でした。ハナイグチはみそ汁やうどん汁に鍋物、佃煮と食べ方もいろいろできるおいしいキノコ。かさが開きすぎたり傷んだものは避けてから、早いうちに処理や調理を。瓶詰や冷凍でも保存できます。


NO.88京都「植治」水の庭園巡りと町家見学

(2006年9/23~24 京都市)
   年1回訪れる京都も今年で3回目になる。田舎の学校の”「住む」を考える講座”では環境に配慮した住を考え、その一環として京町家を訪ねている。今回は夏しつらえの町家と水を活かした植治の庭を組み合わせ、そろそろ涼しくなり始めた時期を選び訪れた。
   初日は京都で造園業を営む「植治」11代目小川治兵衛氏をお迎えして、天才と言われた7代目治兵衛が作った「無鄰庵」の庭と、11代目が関わっている「洛翠庭園」についてお話と見学案内をしていただいた。
   1864年の「蛤御門の変」で京都の町は3分の2を焼失し、遷都と共に天皇も東京に行き、人口減と不況に陥る。京都府庁は、京都を復興させる打開策の一つとして琵琶湖から水を引き入れ、生活用水や水力発電に利用する「琵琶湖疎水」事業を行う。明治27年以降、7代目はそのあまり水を使って、それまでの枯山水などの庭とは異なる開放的な明るい庭、平安神宮、円山公園、無鄰庵など多くを作庭する。
   まず、「洛翠庭園」に集合して11代目治兵衛氏のお話。「庭は作庭した時で終るのでなく、常に新しい試みをする。庭は生き物です。」というのが印象的。この庭は7代目が作庭したが、一たん植治の手から離れ、50年ぶりに11代目により手が入り蘇った。琵琶湖を模した池は疎水から水を引き入れ、きれいな流れを作っている。
   「無鄰庵」は山形有朋の別邸で7代目の代表作であり、植治流の原点。山形公の希望①芝生の明るい空間を作る ②木を多く使う ③琵琶湖疎水を取り入れることの3点を中心に作庭される。
   「並河邸」は7代目植治が琵琶湖疎水を七宝作家並河靖之の個人宅に引いたデビュー作。11代目の長男勝章さんが案内して下さる。七宝の研磨に使用する水をふんだんに邸内に取り入れた。

<洛翠庭園>
   
<無鄰庵>
   

   翌日は、町家を2軒訪ねる。下京区の「秦家」はもと薬の製造販売業、中京区の「吉田家」はもと白生地卸商だった。商いをする棟と住居棟が奥に細長く続く表屋造りになっている。蒸し暑い夏を過ごす工夫が随所に見られる町家。6~7月になると、建具類を夏しつらえに入れ替える。襖や障子をはずして、風通しのいい竹製の戸やすだれに替える。

<秦邸>

<吉田邸>

NO.87初夏の白神山地を訪ねて

(2006年6/10~11 秋田県能代市・八峰町周辺)

   世界遺産に登録されたブナの原生林が残る白神山地、憧れの場所に期待が膨らみます。あいにく初日は雨、大館能代空港・東能代駅・ホテル前泊組と合流し、マイクロバスで二ツ森山へのトレッキング登山口へ向う。小雨と霧の中、ところどころに雪が残る泥の悪路を登る。寒さと風と雪に耐えた樹齢3~400年のブナ林は、霧の中に幻想的な風景を浮かび上がらせる。晴れていれば360度白神山地が見わたせる頂上も霧の中、晴れた時にまた来よういう思いを胸に下山。2時間コースが3時間かかりました。
   バスの中では能代市役所の戎屋さんから白神山地や能代のことなど説明を受ける。白神山地は秋田県と青森県にまたがり、核(コア)の山地は人間が入れない険しい環境とか。山地がそのまま海へせり出し、海に落ちるような景観を作っている。地元の人や観光客が入れるのは周辺の森。
   次に訪れたのは青森県側にある十二湖、その中の青池を見学(写真左)。透き通った池の水は深い青、なぜ青いのか今でもわからないそうです。周辺にもブナ林が広がっていました。本日の行程はこれで終了。日本海にのぞむハタハタ館で温泉に入り、宿へ。
   翌11日は晴れ!本日初めのプログラムは山菜採り。地元八峰町の干場さんご夫妻(写真右)の案内で、今が旬のミズ、旬が少し過ぎたアイコなどを採取。杉林の中にシャクヤクの原種が咲いていた。その楚々とした美しさに全員が見とれる。ほかにも絶滅危惧品種の花などを観察。干場さんが下見をし、私たちを案内して下さったのだ。地元の方々の案内は本当に嬉しいものです。
   昨日の二つ森山が雨だったので、ブナ林をもう一度見るために留山に向う。留山の由来は、かつて人々がブナを伐採し続けたら秋田名物のハタハタ漁が激減した。これはブナの伐採に関わりがあるのではないだろうかという結論に達し、ブナの伐採を留めたということから来ている。ブナの落葉が積もった地面はフカフカのベッドのようで、それを保護するためにこの足のついた木造の歩道がある。木漏れ陽がきらきら輝く林の中は静寂そのもの。樹齢300年のブナの幹には熊が登った爪あとが残っている。名残惜しいが、次に行かなくては...。
   昼食は能代市内の「山久」へ。地元の海山の幸をふんだんに使った食べきれないほどのご馳走が並んでいる。「山久」さんは「田舎の学校」物産できりたんぽを出してもらっている料理屋さん。比内地鶏に野菜、山菜、だまこ(ご飯団子)などが入った鍋は絶品。能代では、きりたんぽよりだまこのほうが一般的だそうだ。ご主人夫妻じきじきに説明やサービスを受ける。ご主人は、朝採ってきた山菜の食べ方や処理の仕方を教えて下さった(写真左)。
   お昼のあとは、喜久水酒造の酒貯蔵庫を見学。J R奥羽線のトンネル跡を買取り、利用したもの。夏でも冬でも一定の温度保った天然の冷蔵庫だ(写真右)。社長自ら案内して下さる。市内の醸造所に戻って、いろいろと試飲させていただく。おみやげにお酒を購入して、日程終了。東京へ帰る人、他に立ち寄る人、みんなでお世話になった戎屋さん、バスの運転手さんにお礼を言って解散。実に盛りだくさんの2日間でした。

NO.86ゼロからはじめる家庭菜園実習-「船橋教室」

(4/22~、6/3 千葉県船橋市/飯島農園)

午前はみんなで共同実習、午後は各自の区画で復習!

   船橋教室では、指導の飯島幸三郎さんのご協力で、この春から共同畑での実習の他に、待望の個人区画でも実習できることになりました。実習の日は午前中に今までどおりみんなで飯島さんの指導を受け、共同作業、午後は個人区画で各自栽培・実習です。まさに理想的!
   1区画おおよそ10坪(30㎡)、4月22日にマルチを張りとトンネル(寒冷紗)がけした柵にはピーマン、シシトウ、長ナス、丸ナス、カボチャ、トウガラシ、を作付け。キュウリ、ゴーヤは、竹支柱に誘引。マルチに釣り糸を張って鳥除けをしてからエダマメ、トウモロコシ、インゲンを播種。その後、オクラ、モロヘイヤ、胡麻も定植しました(写真・左)。休みの人の畑の管理をしたり丸1日の労働ですが、農業の厳しさを実感しながらも、仲間と一緒の作業は楽しみでもあります。
   6月3日の共同作業は草取り、ブロッコリーの収穫と整理、ニンジンの間引き。畑作業の傍ら、順番でホンダの管理機の扱い方を学ぶ。高畝に黒マルチを張ったところへサツマイモ(紅東)を植える。茎をマルチの穴へ挿していく方法で植付けました(写真・右)。昼食後はそれぞれの畑で野菜の手入れ。もうすぐキュウリが収穫できそうです。

        

NO.85畑でクッキング

(3/26、4/8 三鷹市中原 星野農園)
<3月26日 ダッチオーブン料理>
メニュー:スモーク・ローストチキン、野菜の蒸し煮、雑穀ご飯、豚肉と大根のコーラ煮、チリコンカーン、パン、リンゴケーキ
   お馴染み人気のDO教室。いろいろな形のDOを目的別に使いこなす方法を 覚えて欲しい。普通の厚手の鍋としても使えるが、”ダッチオーブン”の名の通り、下火と蓋に炭を乗せて全体をオーブン状態にできるのが特性(写真右)。炭おこし、オキの利用と火との共演、温度調節が基本。庭のかまどとハウスの厨房を行ったり来たりで、結構な運動量。DOは後始末も大切で、これを怠ると鍋を駄目にしてしまうので、しっかり学ぶ。さっそくDOを購入したいという人たちもいました。この日は風もなく穏やかで、アウトドアクッキングには最適でした。

<4月9日 韓国料理>
メニュー:カクテキ(大根キムチ)、サーモンと春キャベツのナムル、マンドゥスープ(水餃子風)、キムチチジミ
   昨年より始まった韓国料理。各種材料を調味料や香辛料で和えるのが特色。12月には白菜キムチを作ったが、今回のキムチはダイコン。料理を始める前に、大きな樽にダイコンとキムチペーストを混ぜて寝かせておく。今回は沢山の野菜を刻み、餃子の皮も手作り、一時厨房はわいわいがやがや状態に。全員の手際の良さで12時半にはすべてが出来上がり、先生からもお褒めの言葉が。激しい風もおさまり、桜の花の下で会食。花吹雪と一緒に春を楽しみました。お土産にはカクテキを持って...次回はきっとオイキムチがお土産!

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