講座レポート

NO.77家庭菜園実習

(2/5 小平市 高橋農園)

1年の始まりは土つくりから

   春も遠い寒い冬の1日に、野菜作りの1年がスタート。100坪ほどのビニールハウスには、トマト栽培用に5、60cmほどの溝が掘られている。その溝に、腐葉土(3年前に集めたケヤキなどの広葉樹の落ち葉を寝かせたもの)を1輪車に積んで運び入れる(写真左)。腐葉土はまだ完熟していない部分もあるので、カビなどが出ないように一番下に入れる。受講生は腐葉土に触れるのも、一輪車を扱うのも始めてという人も多く、すぐに汗ばんでくる。
   次によう燐、さらに有機50(窒素・りん酸・カリが7-8-8)、最後に発酵有機質肥料・ぼかし(米ぬかと骨粉)と、計4種類の堆肥と肥料を入れる(写真右)。土をかぶせて2週間ほど寝かせて、トマトの苗を定植する予定。