講座レポート

NO.65シイタケの菌打ち

―家庭菜園実習片平教室―

(4/3 川崎市 片平楽農倶楽部)

    4月から新しい学期が始まった。もう4年目、3年目の人もいて、メンバーみんなすっかりおなじみに。今日の実習のメインは、シイタケの菌の打ち込み。先月多摩ニュータウンの雑木林から切り出してきたクヌギに、ドリルで穴をあけ、菌のコマを埋め込む作業だ(写真左)。三浦さんが、一人一本、好きな切り株を選ばせてくれる。自分の木に菌を打ったら、ネームプレートをつけてホダ木置き場に俵型につんでおく。3ヶ月ほど、この”仮伏せ”の状態にしておくそうだ。収穫のあかつきには、バーべキュー宴会しよう、とずいぶん先の話で盛り上がる。”マイ・シイタケ”の収穫が、ほんとに待ち遠しい。

   畑は、シュンギク、カブなどを残して、冬野菜を片付ける。トンネルかけして大事に育てたホウレンソウは、トウが立ち始めていたが、驚くほどやわらかく、香りもバツグンだった。エンドウに支柱を立てる。つるがからみやすくなるよう、木の枝を立てる(写真右)。ケヤキの木がいいそうだが、今日は別の木で。木の枝の支柱は、畑に良く合い、風景になじむ。

  最後に、イチゴのマルチング。雑草除け・泥はね除けに、黒マルチをかける(写真左)。もう花も咲き始めているが、この次期の花は、摘み取ってしまう。4月後半になって、ハチが飛ぶようになってからの花を生かすのだそうだ。去年は日当りの悪い場所でイチゴがぱっとしなかったが、今年は畑の一等地に植え替えた。今のところ、育ちもいい様子。”イチゴ狩り”して、”畑でつまみ食い”が叶うだろうか?