講座レポート

NO.40そばの収穫と脱穀

自分たちの手で、刈り取る・脱穀する
(2002年11/2、16 群馬県新治村)
<収穫:11月2日>
    8月24日に蒔いたそばを、カマで刈り取る。刈ったそばは、束ねて軒下などに並べ、乾燥させる。そば自身を何本かよって紐代わりにし、結束する。稲と違って刈りやすい代わりに、切れやすくもあり、少々結びにくい。肩に担いで、かわるがわる「こ雲台」の軒下まで運び込んだ。午後はそば打ち練習


①カマで刈り取り。意外にカンタン

②数本抜いて、結束用の紐代わりに

③意外に重い!かわるがわる往復

④大収穫!ここで乾燥させる

①棒で叩く

②手でほぐす

<脱穀:11月16日>
    いよいよ脱穀。地元のベテラン農家のきち子さんと、隣町の千明さんの指導のもと、手作業で行う。 お二人とも、「こ雲台」の本多さんのお仲間たちだ。”くるり”という農機具や、木の棒で叩いて実を落とす。まだ十分乾燥しきっていないため、取りきれない分は、手でほぐして実を落とす。次に、実を”しょうぎ”という竹ざるでゆする。こうすると、身の入っていない殻や葉くずなど、軽い部分が吹き飛ばされ、実が残る。脱穀した実はしばらく置いてから製粉することになる。今年の年越しそばは、自家製そば粉で作れそうだ


③ゆすって殻を飛ばす

④袋詰めに