講座レポート

NO.29山菜採りと湧水巡り

(2002年5/18~19 長野県原村)
  集合はいつもの通り木下みわさんの工房。雨が小降りになるのを待って、白樺湖のスキー場まで車で登る。1000mは登るので、季節は一気に春から早春へ戻り、小雨に煙る芽吹きが何とも美しい。
  まず、タラノメとゼンマイ。斜面を登りながらトトキ(ツリガネニンジン)などを摘む。雨もあがり、場所を変えてタラノメ、ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、ウド、ヤマブドウの若葉などを摘んで工房に戻る。
  鍋に湯を沸かして、トトキなどの若芽をしゃぶしゃぶにして食べる。あくがなく甘味があり、微妙な違いを楽しむ。  翌朝は晴れ。まだまだ冷たい湧水をくみ、山スズランを分け入りミズゴケが自生している柳川の支流に連れて行ってもらう。別世界に踏み込んだ不思議な思いをする。
  工房に戻り、タラノメなどをてんぷらにして昼食。収穫物の処理を木下さん指導のもと行なう。いつもながら木下さんの健脚と植物の知識、どこに何が生えているかの土地勘に感心するばかり。また、小学5年生のKさんはみごとに大人と同じ行程、食べ物をこなし素晴らしい!賢く可愛い新会員のこれからが楽しみだ。

  7種類ほどの山菜を収穫

  せせらぎの水はまだまだ冷たい