講座レポート

NO.28くん製教室

庭先でも手軽にできる!カンタンくん製料理はパーティの強い味方!?
(2002年4/29 長野県原村)

青空の下、食欲も進む
  今年は八ケ岳の春も早い。おだやかなお天気に恵まれ、みわ工房の庭先からは、八ケ岳の稜線がくっきり望める。今日の「くん製教室」指導は、荒野民雄さん奥さんの薫さんとともに、大阪から原村に移ってきた。「私のくん製はいいかげんです。だから失敗もありません」の言葉の通り、荒野さんのくん製は臨機応変で柔軟
道具も廃材を加工したり、ドラム缶、100円ショップの焼き網やお菓子の缶ブタ、ダンボールを使ったりと自由自在で、お金もかからない工夫がいっぱい。これならできるかも、という気を誰もが持てる気軽さがうれしい。広い庭のあちこちに”簡易くん製機”がしつらえられ、わいわいとことが進んでいく。メニューは、鶏肉、ゆでたまご、チーズにししゃも。それと、参加者の釣ってきた釜無川のアマゴチップは、サクラ、クルミ、ナラやハルニレのかんなくずなどだ。

①お菓子の缶ブタに、クルミを固めたチップをのせる。コンクリの廃材で足を作って焼き網をのせれば、簡易くん製機の出来上がり。

②ダンボールをかぶせる

③スモークチーズに変身!

④本日のご馳走

①親子でヨモギ摘み

②よ~くたたいて…
  一方、”草ダンゴ班”は工房周辺でヨモギ摘み。摘んできたヨモギはゆでてからよくたたいて、ダンゴ生地に混ぜ込む。緑のダンコ生地ができたら、アンコを入れてコロコロ丸める。ダンゴもアンコも、もちろんお手製だ。
  できあがった食材・持ち寄った料理や飲み物を並べ、原村恒例の青空ごはん。普通のプロセスチーズもゆでタマゴも、軽くくん製にしただけで、風味豊かな一品に変身する。たらふく食べて満腹になった後は、周辺の林に入って、こごみ採りや散策を楽しんだ。
   こんな手軽なくん製なら、スペースさえあればいつでも楽しめそう。パーティでも受けること間違いなし、だ。

③ダンゴ生地に練り込む

④力仕事は僕にお任せ!