第1回:2006年8月27日(日)
- 顔合わせ、オリエンテーション
- 草取り
- 土壌診断用土の採取
- ミックスハーブのタネまき
記念すべき第一回だが、あいにく当主のOさんはお留守。お母様があれこれとお世話してくださる。
今回のメンバーは、「田舎の学校」の各地の圃場で家庭菜園実習など経験してきた人たち10名。テレビの鉄腕DASHのファン も多く、自己紹介で、この里山へのそれぞれの思いを語る。畑と田んぼ、裏山をぐるりと見て回る。裏山に上る山道は、雑草で腰の高さまで埋もれ、迷うほど。山の上の畑も背丈ほどの雑草で覆われていた。ここには、この秋麦を蒔く予定だが...。
下に戻ると、誰からともなく、自然に草取りと夏畑の整理が始まった。ここが、実習経験者のスゴイところ!今回、東京農業大学土壌学研究室の後藤逸男先生のご好意で、畑の土の診断をしていただくことになったので、サンプルの土を採る。土壌診断用の土の採取のしかたはこうだ。
畑の四隅と中心部計5ヶ所の、表面から0~15cm部分の土を同量ずつバケツに集め、よく混ぜる。そこから500gを袋に入れ、農大「全国土の会」に送る。
結果が出るのは2週間後。診断結果によって、足りない土壌改良剤を入れるわけだ。最後に畑の片隅に、サラダセットのタネ(ハーブや青菜など7種類ほどのタネのミックス)をまいて、終了。
次回からいよいよ耕運機が入り、土作りをしてから秋作に取り掛かることになる。
写真は4月の風景:左は母屋の前の谷戸。奥が棚田、手前が畑のあったところ。右は裏山の雑木林。一部は、ボランティアの手で下草刈りがされていた。