第48回:2008年10月12日(日)
・稲刈り
・ナス、ピーマン収穫
2回目の稲刈りを迎えました。前日の雨が上り、澄み切った秋晴れは、絶好の
稲刈り日和。宮城の米農家・熊井さんが、今回もはるばる来てくださいました。田んぼに入る前に、まずはひとりひとり、刈ったイネの束ね方を習います。これができないと、乾燥のためのはざがけができない。しっかり束ねないと、バラけてしまいます。
田んぼは、水が抜けきらず、ほとんどがぬかるみ状態。思わぬ深みもあり、長靴が泥にはまりこむと、びくともしません。子供の頃、実家の田んぼのお手伝いをしていたというベテランのメンバーも、「こんなのは初めて」とのこと。おぼつかない足元での作業で、体力も予想外の消耗です。
上段・中段の2枚を刈り終わったところで、昼食。Oさんのお母さん心づくしのお赤飯、ちらし寿司などお祝いのご馳走が並びます。ビールで乾杯、といきたいところですが、まだまだ。一番広い田んぼが残っています。厄介なことに、3枚のうちで一番雑草(ひえ)が多く、手こずりました。日が裏山に落ち、田んぼが暗くなりかけ始めた4時頃になって、ようやく終了。今年は、夏の終わりの日照不足にもかかわらず、去年より出来が良い、と熊井さん。田んぼを見てくださっている片平楽農倶楽部の三浦さんたちが、はざがけ用に組んだ鉄パイプ・3段では足りず、急遽もう1台組むことに。次々に干されるイネ束。壮観です。「豊かな光景だなあ」と誰かがつぶやく。好天が続けば、2週間ほどで乾燥するそうです。
はざがけのイネをバックにかわるがわる記念写真を撮り合う。明日の腰痛とスズメの食害を心配しつつも、笑顔で解散。



