第107回:2011年6月12日(日)
・サツマイモの定植
・ソラマメ片づけ
・夏野菜の肥培管理、支柱立て
6月の定例作業は、サツマイモの定植。今年の苗は、ちょっと元気がないが、なんでもよくできる山の上の畑の力で、なんとか育ってほしい。畑の隅に積んだ落ち葉の腐葉土、米ぬか、灰代わりのもみ殻燻炭など、あるものを使う。
それにしても雑草のすごいこと!4月はまだちょぼちょぼだが、5~6月、雨が降ると一気に増殖する。丈もぐんぐん伸びる。畝周辺の草を抜く。草丈の高いのをざっと抜いた後、トラクターをかける。刈払機も登場。マンパワーと機械で、雑草と戦う。
下に降りて、今日はタマネギとソラマメを全部収穫してしまう。タマネギ、例年のように、丸い小さめのころころ型。大きく扁平形に育ったのは、数個だけ、だ。ソラマメは、外のさやが真っ黒でも、案外中のマメはきれいに元気なものだ。。今年もアブラムシに負けず、がんばってくれた。
トマト、ナス、ピーマンに本支柱を仕立てる。ナスには、アブラムシよけのシルバーのぴらぴらテープも張ってみる。畝横に、浅い溝を切って、施肥。
ところで、この里山には人間以外にもいろんな”住人”がすんでいる。Oさんのお母さんがよく見かけるのは、ハクビシン、野うさぎ、タヌキとのこと。トウモロコシは引き倒され、イモは掘り返されるし、近所の農家ではイチゴも食べられてしまうとか。今期、我々の畑はサトイモの芽をかじられた。共存共栄・お互いさまで、食べられてしまうならまだしも、ただのイタズラは一番困りもの。芽をかじり取られたサトイモは、復活するだろうか。