町田里山作業日記

第101回:2011年3月27日(日)

・ネギの苗床作り、タネまき
   前回の作業から、3週間。震災後初めての作業日。まだまだ落ち着かない状況の中、5人が集まった。お互いの顔を見て、みんなもちょっとほっとした感じ。
   今日は、ネギのタネまきがメイン。苗を買えば簡単なのだが、作れるものなら苗から育ててみたい。箱やセルポットに播けばより確実だが、なにしろ隔週農業で、水管理もままならない。たくましく育って、の願いも込めて、畑の北西の片隅に苗床を作る。80㎝四方ほどのスペースを取って、堆肥・化成・苦土石灰を軽くまいて耕す。板できれいに平らに整地して、笹竹でまき溝をつけ、タネを条まき。水は、タネまき前と、まき終ってからもたっぷりかける。今日は覆土もいつもより丁寧に、ふるいを使った。仕上げに、乾燥対策のため、半分はべた掛けの不織布を、もう半分は切りワラをかけておく。うまく育てば、7月頃、定植の予定だ。
   春になって、シイタケがまたポコポコ顔を出し始めた。干しシイタケみたいにパリパリ乾いているが、豊作だ。次回は、4/10。いつもより遅めの桜が、ちょうど満開頃かもしれない。ジャガイモは芽出ししているだろうか?田起こしから、田んぼの一年も始まる。