第91回:2010年10月24日(日)
・稲わらの後始末
・野菜の肥培管理
・サツマイモの収穫
・青菜類の播種
めっきり秋らしくなった。里山では柿がたわわに実り、
青ユズも黄色くなり始めている。曇っているけれど、暑くも寒くもない、農作業にはいい日だ。今日はまず、稲ワラの片づけ。去年のワラを保管の棚からおろして、入れ替わりに、今年の分をおさめる。去年の分は、三浦さんの持ってきた粉砕機で伐採した木々と一緒に細かく粉砕。大型の丈夫な袋に入れて、大切に納屋にとっておく。畑にマルチ代わりに敷いてもいいし、堆肥に混ぜてもいい。バリバリと轟音を発する粉砕機は、ちょっと大型の木の枝でもへっちゃらで噛み砕き、頼もしい限り。
今年は、稲刈りが例年より2週間早まったため、畑の作業に手が回らなかった。今日は丁寧に手をかけてやる。ブロッコリー、キャベツ、ハクサイのトンネルをはずして、草取り。追肥をして、土寄せする。ダイコンは、前回まいたコマツナ、ラディッシュたちは、間引き。ナス、ピーマン、トウガラシはまだ実がたくさん着いている。もっとも、さすがにナスは小さく、固い。花ももうほとんど咲いていない。ニラはあいがわらず旺盛で、2週間でまた収穫できるまでに育っている。株も増えているので、来春には株分けしよう。
さて、本日のメインイベントはみんなが気になっていた、サツマイモの収穫。山の上のため、滅多に手入れに行けず、特に今年はほぼほったらかしに近い状態だったが、はたして...。これが、意外や意外、掘ってみると大きくて肌つやのいいイモがころころ出てきた。大量というわけではないが、大きいのが揃っている。「気にかけてるよ、て愛情のテレパシーが通じたか?」「健気だね」...ゴメンナサイ&感謝!である。
午後は、ホウレンソウとチンゲンサイのタネまき。ぎりぎりの時期なので、ちょっと心配だが、「タネまかないことにゃあ、なんも出てこねぇぞ」という、三鷹・石井農園のお父さんのコトバを思い出す。柿やユズも取って、おみやげに。次回は、残りのサツマイモも収穫して、できたら堆肥の切り返しをしたい。


