町田里山作業日記

第77回:2010年3月28日(日)

・マメ類養生
・小ネギ、ニラ定植
・コマツナ播種
・堆肥切り返し

   桜も咲いたというのに、冷たくどんより、真冬のような寒さだ。
マメ類とタマネギがあるだけで地面むき出しの畑が、さらに寒々と見える。誘引とアブラムシ予防のため、エンドウ、ソラマメの畝に支柱とテープを張る。4月になって気温が上がれば、一気に成長は伸びるし、虫も飛んでくる。早めに、対策をとっておきます。固い土にマルカンを打ち込んで穴を開け、支柱を立てる。手持ちの支柱だけでは足りないので、山のしの竹を切って代用。そのあと、虫コンテープという銀色のテープを支柱に張り渡していく。地面から30㎝の高さに一段、さらに30㎝上にもう一段。張ったテープに、テープを結びつけて、ひらひらさせる。三鷹の農家・星野さんから教わった方法です。アブラムシはきらきら光るものを嫌うという。昨年は古CDを下げ、それなりの効果がありました。
   畑の西端には、ニラと小ネギの株を定植。タマネギの畝の、消えてしまった”欠株マルチ穴”にはコマツナをタネを撒いてみる。場所の有効活用(?)です。
   その後、のびのびにしてほったらかしになっていた、落ち葉牛糞堆肥の切り返しを行う。ビニールシートをはがすと、上部はまだ落ち葉のまま、下のほうは少し湿ってほろほろと堆肥化していた。これを、天地返しの要領でひっくり返し、混ぜ込む。
   里山の春の恵み、前回はフキノトウ、今日はツクシが少し。セリはこれからかな?次回は、そろそろ夏野菜用の土作りにかかります。