町田里山作業日記

第127回:2012年4月22日(日)

・サトイモ定植
・インゲン播種
・ジャガイモの追肥と土寄せ
・夏果菜用の畝作り
・田んぼ、田起こしと地ならし

 いったい、いつまで続くのか、この寒さ。今日も、4月下旬とは思えない肌寒い曇天。
 田んぼ班は、今年第一回目で、7人の参加者が顔合わせした。レンゲもようやく咲き始めた。トンボを使って、トラクターかけした田を平らにならす。念入りにやっておかないと、田植えの時、深いところ、浅いところのデコボコができてしまう。単調だが、重要な作業だ。
 一方、野菜畑では、苗床でネギと赤紫蘇がやっと発芽していた。前回播いたつるなしインゲンも、揃って芽出ししている。ずらし播きで、残りのマルチ穴にタネをまく。
 サトイモは、土垂という品種を1kg、定植。いつもの三鷹のタネいもは、今年は手に入らなかった。次回定植するトマトやピーマン用に、畝を作り、マルチを張っておく。
 山の上の畑に上がると、桜の花びらが一面に散りばめられ、息をのむような美しさが広がっていた。その中に、ジャガイモがこれも「やっと」芽を出していた。昨年の同じ時期の写真と比べると、生長がかなり遅れているのがわかる。一回目の追肥と土寄せをする。
 今の時期、露地の畑は端境期で採れるものがほとんどないが、里山の幸はタケノコ、わらび、木の芽(山椒の若芽)と、大豊作だった。「野菜が何もない時期に、ちょうどいい具合になっているもんですね」「タケノコと木の芽が同じ時期っていうのもよくできてるなあ」。本当に。
 次回はGW明け、夏の果菜類を定植する。忙しい季節がやってくる。

レンゲ

開き始めた田んぼのレンゲ

スミレと桜の花びら

スミレの周りに桜の花びら

ネギの芽出し

苗床のもみ殻の間から芽を出したネギ

インゲン芽出し

発芽したインゲン

タケノコ

タケノコどっさり