2014岡本先生と歩く「浦安・板橋宿」
現在の私たちの生活する都市・街並みや建築といった空間が、どのようなプロセスを経て形成されてきたか、その変容を歩きながら探索します。
2007年秋から続く岡本哲志先生の人気講座です。今回は江戸時代漁師の町だった浦安と、中山道の宿場町・板橋宿の2コースを巡ります。
第1回:浦安
浦安は江戸時代の漁師町の一つ。江戸川河口付近の堺川両岸の微高地に集落を形成しました。集落の東西の教会には清流神社と豊受神社が位置しています。境川を結ぶように細かく路地が通されました。路地には井戸もあり、今も古い建物が残っています。集落の外れには弁財天が置かれ、その周囲にはかつて色町だった残り香を漂わせています。
- 講師:
- 岡本哲志(法政大学デザイン工学部建築学科教授)
- 日時:
- 11/16(日) 10:00~13:00頃
- 場所:
- 東京メトロ東西線浦安駅改札 集合
- 受講費:
- 7,000円(2回)、3,800円(1回のみ)
- 定員:
- 15名
第2回:板橋宿
巨大ターミナル駅・池袋から、古道を巡り板橋宿へ。まず、池袋の発祥を探索します。池袋村は穏やかな台地とその両側に立置する谷戸からなっています。この高低差を足裏で感じながら板橋宿へ向かいます。板橋宿は江戸に近いほうから、平尾宿・仲宿・上宿で構成される。過去すぐ北側には加賀藩前田家の高大な下屋敷が広がり、その庭園の築山が公園内に残されているので、時間が許せば寄り道も。宿屋のシンボル、本陣は明治期に消失してないが、どことなくレトロな商店街を進み、板橋発祥の場所へ。当然当時の橋ではないですが、今も石神井川に橋が架けられています。
- 講師:
- 岡本哲志(法政大学デザイン工学部建築学科教授)
- 日時:
- 11/30(日) 10:00~13:00頃
- 場所:
- 元池袋史跡公園(池袋西口)
- 受講費:
- 7,000円(2回)、3,800円(1回のみ)
- 定員:
- 15名