NO.95マルチ張り・青菜播種・トンネル掛け
ゼロから始める家庭菜園実習-武蔵野教室
(2008年3/22 練馬区立野町 井口農園)
この春からお世話になることになった、練馬の井口農園。武蔵野の面影を残す屋敷林、2町歩の広大な畑が千川上水をはさんで広がります。吉祥寺の近くにこんな農家が残っているのが驚きです。井口良男さんは10代目で、キャベツやウドの市場出荷のほか、JAの直売所やスーパー、学校給食に多種他品目の野菜を納入しています。
実習は3/8にスタート。今回、「アサヒタウンズ」に募集関連の記事が載ったこともあってか、あっという間に定員の15名に達し、にぎやかなクラスとなりました。その日は、ジャガイモの植え付けを実習。第2回の今回は、土作り・畝作り・マルチ張り・青菜のタネまき・トンネル掛けと盛りだくさんに勉強しました。井口さんの急用で、息子の昇一郎さん、番頭さんの豊田さんが指導してくださいました。
①NPK比5-5-5の肥料をまく。青菜の畝は全面に、ダイコン畝には2列筋状に。
②青菜畝には牛ふん落葉堆肥を、ダイコン畝には鶏ふんをまく
③豊田さんが管理機をかける。耕運と畝作りがいっぺんにできる
④マルチを張る。青菜畝には6穴、ダイコンには2穴マルチ。片足でマルチを踏んづけ、クワで土をかけていく。クワ使いはほんとにむずかしい
⑤タネをまく。コーヒー缶で土に穴を開け。ミズナ、ホウレンソウ、コマツナを2列ずつ。ひとつの穴に、3粒ずつまく。タネが細かくて、根気のいる作業だ。
⑥覆土。”ふりこみ”という穴のあいた道具に土をこすりつけ,ふるって土かけ
⑦トンネル用の支柱を立てる
⑧水をたっぷりかける
⑨網状の生地でできたトンネルをかける
⑩トンネルが飛ばされないよう、押さえの支柱をさして、できあがり。ダイコンは、次回播種の予定。